イギリス編       

 

    

空港の建物に入ったとたん、タイの香り。 
やっぱり、ストップオーバーすりゃぁよかった。                    
タイのラーメンと女のコが呼んでいる。
飛行機で酒を6杯も飲んだ。
シンハーを2杯。
いい気分。でもそろそろさめてきた。
じゃあ、さっそくイギリス日記1日目
旅の小遣い帳●●●
旅行中の小遣い帳を公開することにた。
これで、無駄遣いができないはず。
旅の雰囲気も伝えられそうだし。
いくらぐらい使うかなあ。
みなさん、予想して掲示板に書き込んでみてください。
ニアピン賞の人には豪華なお土を。
旅は2月まで続く予定です。

 

10・3 出発

 ロンドン行きの飛行機待ち。
 関空の「カツ丼+うどんセット」で腹を壊す。
 くっそお。
●●●10月3日                  
JR片山家(野田駅)→ 関空      \1160
Caféでモーニング        \600
小包郵送、切手代             \850
 
最後の和食 カツ丼+うどん      \1000
コインロッカー               \200 

近くの町まで携帯電話を解約しに行く。
JR往復                    \880
10月の携帯電話代           \9000
空港で本と雑誌を買う。  
(日経トレンディ、週刊宝島、             \4270 
フィガロ、ヨーロッパ旅行記)

おみやげ おたべ ×2          \1300

ペットボトルホルダー muni       \1600

空港使用税                                \2650

計                                         \23510
10月4日(木)  

ロンドンに到着。
地下鉄(チューブと言われるやつ)で、Nさん宅へ。
Nさんは、井の頭公園でTシャツを売っていた時に、やぎのTシャツを買ってくれたお客さんで、
その時に「イギリスに来るならおいでよ」と言ってくれた人。言ってみれば豆腐部つながりですな。
おみやげはもちろん豆腐部Tシャツ。155番。
彼女はロンドンでアクセサリーの勉強をしている学生さん。
荷物を置いて、街に出る。
イギリスに着く前にイギリスに対して抱いていたイメージ。
1.天気が悪くスモッグが掛かっていて、街は灰色で薄暗い。
2.料理がまずい。
3.イギリス人はジェントルマンで、生真面目。
4.イギリス人は庭が大好きで、すぐ天気の話をする。
あんまり良いイメージではなかったのに、一日目にして覆された。
イギリスのジェントルマン達のシャツとネクタイがあんなにカラフルだなんて。。
みんなポールスミス風でおしゃれだった。いい年をしたおじさんまでもが。
そして、標識やら、看板やら、電話ボックスやら、消火栓やら、ごみ箱やら、ゴミ収集車やら、
いろいろなものが、グッドデザインで、かっこういい。
それに街があんなにカフェだらけだなんて。。
 
家に帰って、Nさんに感動を伝えると、
「美意識の観点が違うだけよ」
と、冷めていて、イギリス人の美意識なんて大した事ないわ。と言わんばかりだった。
ちぇ。おしゃれなのに

 

 

 

●●●10月4日


tubu(地下鉄)                         £3.6      

公衆電話                         £0.2

tube ワンデー                     £4.3

カフェでお茶とサンドイッチ    £7

公衆トイレ                          £0.2

計                                     £15.3=\2754 

                  累計 \26264

10月5日(金)

 Nさんの話によると、「ロンドンはマーケットが素敵」らしい。
 日によって、いろいろなマーケット(露天市)が開かれる。
 金曜日だけやっているという、アンティークマーケットに行ってみた。
 広場に机が並んでいる。
 売っている人が物々しい。
 ベレー帽にパイプは序の口。
 バッハみたいな人や、ひげもじゃのおじいさんがいる。
 ぼろぼろのトランプが2000円したりして、
 100円ショップの品物を汚さたら、全く見分けがつかないなと思ったら、
 さっぱり手が出なかった。
 パブに行ってみた。
 カフェと違った居心地のよさがある。
 立ち飲みする人が多いから、フロアは広々。
 イギリスは、パブしかなかったのが、ここ2,3年で急にカフェが出来始めたらし
  いんだけど、日本では逆に、カフェの次にパブがブレイクしそうな予感がする。
 行きつけの店が、自分の「我が家」のような雰囲気。
 店員も客側のフロアでくつろいでいるような。
 そして、多くの出会いがある。
 クラブとの合体のようなイメージかな。
 
●●●10月5日
 

tube                   £4.3

カフェでお茶とサンドイッチ    £3.6

公衆トイレ              £0.2

パブでお茶             £1.2

公園のレンタルチェア       £1

計           £10.3 = \1854

               累計 \28118

 
 
10月6日(土)

 フードマーケットへ。
 ワインとチーズとローストチキンが試食できる素敵なところだった。
 だのに、手ぶらで行ったので、
 何も買いそうにない雰囲気がばればれで、堪能できなかった。
 こんど、トートバックをぶら下げて行こ。

 ロンドンのテートモダン美術館は素敵だ。
 なんといっても無料だし。
 建物が格好いいのだ。
 東京にあんなカッコいい美術館はあるかね?
 なにしろ俺は、東京の美術館は青山のへんてこな美術館しか行ってないからな。
 美術館に入ったのはいいけど、
 休憩用の椅子が素敵で、
 そこに座って瞑想したい気分に駆られ、
 結局ほとんど何も見てない。
 けど、十分に興奮して帰った。
 いっぺんにみてはもったいないね。

 夕方、ホームステイ先へ。
 子供に振り回されっぱなしの家族だった。
 2歳と6歳と8歳がいる。
 おれだったから良かったけど、
 もし子供好きじゃなかったら、1日で発狂すると思う。
 2歳の女の子は素っ裸でめし食ってるからな。
 しかも、椅子の上に立ってダンスをはじめる。
 恥ずかしいよお。
 子供がすぐに泣くのよ。
 カンボジアのたくましい子供を見てきただけに、
 超軟弱に感じてしまう。
 だいたい、明らかにおもちゃを与えすぎだ。
 あらゆるところにおもちゃが散乱してる。
 トイレにも散乱していて、夜中にトイレに行ったら、
 おもちゃのピストルがピコピコいっていた。
 しかもやつらは絶対に片付けないし。後片付けは、親の仕事。 
 朝晩、行き帰りには、キスを欠かさない。
 やっぱり親の愛がある分、カンボジアの孤児院の子供より幸せなのかな。
   
   
   
●●●10月6日


tube            £4.3

焼そば           £1

公衆電話        £0.2

国鉄           £3.2

計        £8.7=\1566

            累計 \2968

 
   
   
   
   

10月7日(日)

 年に一度の収穫祭ということで、教会に行った。
 みんなで歌を合唱したり、良い言葉を唱えたりする。
 日本人ってそういう機会がないなと思った。
 コーラススクールにでも入らない限り、合唱する機会がない。カラオケだけ。
 それって少し、不自然だな。。と感じてしまった。
 「感謝します」という言葉をみんなで口にするのも
 わざとらしいんだけど、いいと思う。

 午後は誕生日パーティーで、親戚一同が集結。
 翌日がお母さんの誕生日。
 おじいちゃんおばあちゃんの家までおもちゃだらけだったのには仰天した。
 誕生日ケーキ。
 主役のお母さんが、火をふーっ。と消したあとに、
 他に火を消したい子はいますか?
 当然子供たちみんな手を挙げて、また火をつけた。
 子供たちはいつまででもやりたがって、何回でもやってた。
 ケーキは信じられないぐらい甘すぎる。
 せっかくベトナムで甘い物好きになったのに、また甘いもの嫌いになる気がする。

 紅茶。「すとろんぐ、or、ういーく?」
 と聞かれる。
 どうせなら、「アールグレイ? or アッサム?」
 とか聞いてほしい。
 おいしい紅茶を飲もうという考えがあまりないからなあ。
 すとろんぐ。って言ったら、ほんとに渋いのがでてきた。
 ミディアム。って答えれば良かったのか?

 翌朝、起きてダイニングに行ったら、
 みんなから届いたバースデーカードが
 テーブルの上に立てて並べられていた。
 そこにプレゼントも全部広げられて、
 かなり幸せ度の高い光景だった。
 それでカードって2つ折だったのか。
 子供からのカードには、
    Mum.
  you are Better when reading Hurry Potter than dadd.
     a lot of Love
   James, Eriot, Emiley
 と書いてあった。
 いまいち意味不明なのに、妙に幸せな気分にさせる言葉だ。


 
 
 
 
 
●●●10月7日


お金を使わず。

 
 
 
 
 
 
10月8日。


学校にきたよ。
学校は予想以上に日本人がいなくて、かわりに中国人が多い。
結構楽しげです。
おれの中国語は、またしても中国人に、ばかうけ。
「ガオガオシンシンダ、チーチェ、ハンバオバオ
(楽しそうにハンバーガーを食べています)」
おれが流暢にしゃべれる唯一の中国語フレーズ。
こんなどうでもいいフレーズが、中国人と出会うたびに大活躍する。
へんなの。
そういうわけで、やっとパソコンが使えるようになった。
日本語でメールを書くのは英語の勉強に差し障るので、このページも、もうすぐ英語
になるかもしらんね。
英語の授業は、思ったよりユースフルです。
早速、初日の夜から、スイス人の女の子とパブに飲みに行きました。
彼女は、シャツの丈が短くて、ズボンの股上が浅いので、
後ろから見ると、TバックのTの部分が見えるような人です。
パブで知り合ったというフランス人の男にうつつをぬかしていました。

 
●●●10月8日。


水泳タオル。             £10

結膜炎用目薬            £5

お昼ご飯。スーパーのパン。。 £1.3

パブでお酒3杯           £7.5

計              £23.8 =4355円




10月9日

 授業後、中国人のクラスメートが街中に出るというので、一緒に出かけた。
 中華を食べよう。と盛り上がった。
 店に入って、注文しようとしたら、中国人があいる、ペイ、フォー、ユー。
 と偉そうに言って、猛烈に注文しだした。
 17歳の中国人少年にご馳走になるなんて。
 少し戸惑ったけど、この人、めちゃ頼んでるし、高そうだし。
 と、流れに身を任せた。
 どう考えても一人2000円以上食った。 
 きっと、お金持ちのお坊ちゃまに違いない。
 
●●●10月9日


鉄道。ロンドン市街までの往復とチューブ乗り放題。   £4.9

計                                   £4.9

 
10月10日


 学校の近くに大きいスーパーマーケットがある。
 多種のチーズとフランスパンがバラ売り。
 サラダバーもあるから、結構素敵なランチ。
 デザートはヨーグルト。
 いつか甘すぎないヨーグルトをみつけたいと思ってる。

 

 
  ●●●10/11


 wine                           3.5

 chips                             0.9
  
 enverope                      0.9

 humberger                            3.6

 amount                          8.9= 1602円

 

●●●10/12


 salada                   1.5

 cheese                  0.2

 bread                   0.2

 donut                  0.5

 film*2                   5.5

 amount              7.9=1422円


  ●●●10/13


 お城巡りツアー              29

 tea & cake                2.2

 macdonald                  3.6

 amount             34.8=6264円


  ●●●10/14


 one day ticket               4.9

 Chinese 食べ放題            5.5

 cafe (captino)               1.8

 amount             12.2=2196円

 

    ●●●10/15


 bread                  0.3

 ham                   0.6

 yakitori                 0.6

 onion-korokke           0.5

 sarada                  1.1

 amount              3=540円


  ●●●10/16


 stamps                    1.35

 noodle                     4.5

 barbar                     7.5

 contact care                 10

 amount              23.4=4214円

10月17日


月曜日からフリーレッスンがはじまった。
英語教師になりたい人の練習用の授業で、
生徒は無料で受講できる。
4人の先生の卵が交代でレッスン。
なぜか学校の生徒達は誰も受講せず、
フリ−レッスンを受けているのは、
無料と聞きつけてどこかからやってきた人たちだ。
おれ以外は。
フランス人も来た。
全身黒い服。
ある日の授業は、「イギリスに来て感じた、イギリスの良い点、悪い点」について
先生が、誰か、何かありますか?とたずねると、
ハンガリー人が「ウェザー イズ テリブル」とか言い出して、
続いてチェコ人ガールが
「ご飯が高くてまずい」
先生達苦笑い。
やばい。この雰囲気を何とかしなければ。と思って
「イギリスのネクタイはカラフルで美しいです。」
と、とんちんかんなことを言ってやった。
ところがどっこい、フランス人が真顔で
「エブリシング イズ ウォース ザン フランス バッドセンス」
何を言い出すんだ、このお方は。
先生が顔をひきつらせつつ、それはどういうことかね、と聞くと
着るものも、食べるものも悪いうえに高い
と、ニコリともせずに言い切った
おえー、おそるべしふらんす人
いたわりの心というものがないのか
イギリス人とフランス人の仲の悪さを実感した。
先生は困って、
『悪いところばかりあがりますな、誰かいいところはありませんかな』
しかし誰も発言せず
これは再び出番に違いない
『アップルパイがとてもおいしいです』
はあ、なんて大変な人達だ
組んだ足が机に乗りそうなぐらい悪い姿勢のハンガリー人
携帯電話がなって、電話に席をたつパキスタン人
休憩時間にインターネットにはまって戻ってこないハンガリー人
そして、、
気を使ってアホの子みたいになってる日本人。
●●●10/17


bread                   0.3

cheese                  0.2

corokke                  0.5

sarada                   0.7

apple pie                 0.5

amount                2.2=396円

  ●●●10/18


bread                       0.5

cheese                     0.4

sarad                       1

cake                       0.5

amount                2.4=432円

10月19日

イギリス人はすぐステューピッドと言う
なんでもかんでもステューピッド。
カフェでラージサイズを頼むのはステューピッド。多すぎる。
カフェでスモールサイズを頼むのもステューピッド。少なすぎる。
という具合に、なんでもステューピッド。
中国人には、それがおもしろくて仕方ないらしい
先生がステューピッドと言うたびに喜んでおる
だいたい中国人はくだらんことで喜ぶからな。
さかきばら という名字がおもしろくてしかたないらしい

家におもちゃが多過ぎる謎が解けた。
日本人がお正月にお年玉をあげるのと同じように、
イギリス人はクリスマスにおもちゃをあげるらしい
親戚の子にもプレゼントするそうな。
スチューピッドだ。
●●●10/19


sarad                     0.5

bread                     0.2

cheese                    0.2

amount                0.9=162円

  ●●●10/20


1 day ticket            4.9

samosa               1.2

tea & cake             2.4

amount &poun     8.5=1530円


  ●●●10/21

                   
                0円

 
●●●10/22


bread                0.4

cheese              0.4

cake                0.5

amount &pound        1.3=234円

10/23
 2歳のエミリーは、ピーナッツバターとキウイフルーツとおへそが大好き。
●●●10/23


bread             0.4
 
cheese            0.4

cake              0.5

amount &pound      1.3=234円

10/24
 パキスタン人のヤッサンと友達になる。
 年下だったのでびっくり、すごいひげだから。
 彼の家族や親戚は次々とイギリスに移住してきているらしい。
 パキスタンでは大学を出ても仕事が無いから。
 イギリスの方が仕事も見つかるし、給料だって全然良いらしい。
 なんでイギリスなの? と聞いたら、
 『アメリカは好きじゃない。日本は言葉が難しすぎ』だって
 日本語がもし簡単だったら、労働者がたくさん来るに違いない
 言葉って重要だ。
 難しいのは良いことか悪いことか。


●●●10/24


cheese               0.2

cake                 0.4

amount &pound        0.6=108円


●●●10/25


bread                 0.4

cheese                0.2

amount &pound      0.6=108円

 

10/26
 イタリア人のパトリシアに
 I hate Japaneese catoon(漫画)
 と言われる。
 前にもオランダ人に同じことを言われた。
 彼女達は、日本の漫画=ポケモン と思っている。
 自分のまわりのあちこちがバッドセンスのポケモンであふれてきていることに
 腹を立てている。
 物心ついていない子供が、アジアの低俗な文化に取りこまれている。と。
 きっと、他のアニメも知らないのだろう。
 宮崎アニメとか、手塚治虫とか、奥深いのに。
 無知による誤解。だと思う。
 そして、そんなことでムキになってしまう自分が不思議。
 中国人は日本の文化を尊敬し、よく理解してるのだろう。
 満面の笑みでドラエモンの絵を描いてくる。
 

10/27
 ホストファミリーに和食をつくってご馳走してあげた。
 もちろん、鍋。。
 味ぽんの代わりに醤油と塩にレモンと胡麻油。
 椎茸と昆布の代わりにドライのポルチニマッシュルーム。
 手造り肉団子、骨つきチキン、そしておくらを入れて榊風スペシャル鍋。
 もちろんシメは雑炊で、イギリス人大満足。
 お腹が一杯なのにスッキリしていてとってもストレンジな気分。
 と言っていた。
 イギリスのスーパーは世界中の調味料やハーブが安価でそろっていて、
イギリス人の食文化を見直したのに
 野菜を切る道具が果物ナイフしかなかった。
 普段切ることといったら、じゃが芋を半分に切ることぐらいらしい。
 それまでにチャーハンやカレーライスの時に出てきた米は、
 レンジで温めるだけの冷凍食品だということが判明。
 彼女(ケイラ)は米の炊き方を知らなかった。
 米は、最初に洗わなければいけないのだよ。と言うと、
『オー、デアー』と言ってショックを受けていた。

 

10/28
 昔から思っているんだけど、
 『サンキュー』って言葉はさらっと言えるから素敵だ。
 『ありがとう』って言うのはどうも苦手だ。
 特に、目上の人や他人に言う場合
 『ありがとうございます』は長すぎて、『どうも』と言ってしまうけど、
なんとなく小声で弱々しくなる。
 かたかなみたいにスラっと言えたらいいのに
 これからはかたかなで『アリガトー』と言おう。
 でも『アリガトーゴザイマス』をかたかなでいうのは無理だなあ。
 『ウレシーデス』、『ヤッホー』、『カンゲキデス』、『ナイスドゥー』
 ???

10/30
 生まれて初めてFuckingと言われた記念。
スーパーマーケットでおじいさんにぶつかった。
そ の ま ま 無 視 し て た ら
 『Why don't you apologize ? Fuckingやろう』
 と言われた。
 apologizeを聞き取れたのがうれしくて、
少し喜び気味に『ソーリー』と言った。

 

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