水曜に、摂津本山の、「愛農人」というオーガニックレストランにランチしに行きました。
http://www.ainojin.jp/
ミドリカフェさんたちといっしょに、摂津本山を中心に、
エコ活動や、農のプロジェクトなどをされているレストランです。
オーナーさんが、店内にいらっしゃって、
熱く語ってくれました。
なんと、愛農人は、今年で14年目だそうです。
すごいです。
超、先駆けです。
今でこそ、エコ、ロハスが当たり前で、農ブームがおこってますが、
その頃は、世の中の理解が、ほとんどなかったに違いない。。
オーナーさんは、
自分の店だけを見ずに、広い視点を持ち、
また、今だけを見ずに、将来までを考えている、
とてもすてきな方でした。
思想というか、哲学がありました。
今後の世代に、安全な食を残していくにはどうしたらいいか?
農家にやりがいを持ってもらい、農家を育てるにはどうしたらいいか?
地元の野菜を、地元で活かす循環をどう作ったらいいか?
食の知恵を、世代を超えて伝えていくにはどうしたらいいか?
そういった課題に対して、
自分でできることから取り組み、
地域の他のレストランやショップを巻き込み、
それを、モデルケースにして、日本中の地域に広めようとしていました。
オーナーの話では、
現状の農業の問題点は、
作り手(農家)から、お客さま(消費者)のニーズが全く見えていないことだそうです。
農家が、きちんとマーケティングをして、お客さまの求めるものを作れるような仕組みを
つくっていく必要があるとおっしゃっていました。
いやあ。
深いなあ。
おもしろいねえ。
農のマーケティング。
伸びしろがいっぱいで、可能性が大きいなあと感じて、明るい気持ちになりました。