土曜日に、統合医療学会・「阪奈支部ヨーガ部会」の設立総会に行ってきました。
統合医療とは、
今後、西洋医学と東洋医学を組み合わせていこう。
という動きです。
薬や外科手術による、西洋の対症療法だけでなく、
自然治癒力を高めて内側から治す、東洋医学も組み合わせていこうという考えです。
ヨーガは、病気予防にも効果大なのですが、
病気にかかってしまった人に対しての、ヨーガセラピーの研究も進んでいます。
今回の総会の中でも、
パニック障害、繊維筋痛症、また、チェルノブイリ原発事故被爆者に対する
ヨーガセラピーの研究報告がありました。
ヨーガセラピーでは、
みんなで集まって同じヨガをするのではなく、
個人個人に合わせたヨーガが、処方されます。
体操だけではなく、
自分の体と呼吸を意識する(意識化)練習や、
自分の思考の癖や、潜在意識の中に、病気の原因がないかを探るための、内観瞑想なども用います。
病気って、
症状が出てくるのは、肉体ですが、
その原因は、ストレスだったりしますし、
そのストレスの原因は、自分を追い詰める癖だったり、
自分が作り出す感情だったりするので、
ヨーガセラピーでは、それも改善しようとします。
でも、そこまで行けるのには、時間がかかるので、
まずは、自分の体と心が、緊張状態にあるのか、弛緩状態にあるのか、
ちょっとずつ、観察できるようになるところからスタートします。
まだまだ、実績も十分ではないヨーガセラピーですが、
確実に、広がりはじめています。
私も、がんばって勉強、研究していこうと思います。
ヨーガセラピーが必要な際は、ぜひ、私にも声をおかけくださいな。