明石で開催された、東城百合子先生の講演会に行ってきました。
東城百合子先生は、自然食、自然療法の研究家で、
その分野では、草分け的な存在の方です。
現在、84歳だそうですが、
「今が人生でいちばん健康で、いちばん幸せ」
とおっしゃる通り、
2時間半の講義の間、立ち続けて、しゃべり続けていました。
止めなければ、永遠にしゃべってそうな。。
「私は、毎回、みんなの前でしゃべったら、ますます健康になるのよ」
とおっしゃっていた。
東城百合子先生のお話は、
マクロビオティックとも、ヨガとも、まったく相反することがなく、
ほんとうに深いことを語られていました。
「いま、食を変えなければ、日本はつぶれますよ。」
「現代の栄養学は、木に例えると、枝葉のこと。
もっと、根の部分である命のことを考えた食をしなければだめ」
特に、質問に対しての回答がすごくて、
まるで、質問した人の性格や、背景がすべてわかってるかのように、
キレキレの回答でした。
印象に残ったのは、
「動物性食品をいっさいやめてもいいんでしょうか?」
という質問に対しての答えです。
「それは、体が教えてくれるでしょ。
頭で考えて、人に言われたからと言ってやるもんではない。
どれがいい。どれが悪いって、みんななんでも分けたがるけど、
分けちゃだめなのよ。
しまいには、この人はいい、この人は悪いって、人まで切っちゃうんだから。
分け目なんてないのよ。
みんな天からの頂き物なのだから、
どう自分が調和していくかだから。
みんな、物を先に考えがちだけど、
心の方が大事なのよ。
私なんて、農薬食べても、流しちゃうからへっちゃら。
理屈じゃないから、ただ自分で考えて、なんでもやってみるだけ」
ぼくも、理屈ばかり言ってないで、
まじめに、正しい食を実践していかなければと、反省したのでした。