せっかくのニューヨークなので、
ローフードにも触れてみたいなあと思って、行ってきました。
ローフードとは、火を通さず、生で食べる食事法のことです。
酵素やビタミンを壊さないためなどの理由から、
48℃以上の加熱を避ける食事法で、
欧米のモデルや芸能人などに実践者が多く、
最近、日本でも、少しずつ知られるようになってるようです。
行ってきたのは、
one lucky duck という、ローフードのデリ(テイクアウト)の店です。
この店は、ローフードレストランとして有名な、
Pure food and wine
の系列店だそうな。
いっしょに旅をしていた、3人の同行者は、
ジャンクフードが大好きなような人たちだったので、
あんまり細かいことを伝えず、「デリのお店」だと言って、連れてっちゃったのですが、
店内での、3人の盛り上がってなさといったらありません。
死んだ魚のような目になってしまった。
店内に並んでいる、クッキーやナッツの袋を見て、
「なんか、えさみたいだね」
メニューの値段を見て、
「何これ、ぼったくり。いらない。。」
前日に、ハンバーガー屋さんに行った時には、あんなに盛り上がっていたのになあ。
すまないねえ。
やっぱり、普通の人の反応は、こうなるよねえ。
と、あらためて実感した次第です。
家に持ち帰って、試食しました。
ズッキーニとトマトのラザニア 19$
カボチャの種と、ハーブのサラダ 14$
ワカモレチップス(チップスと、アボガドソース) 12$
緑のジュース 10$
チョコプリン 10$
加熱せずに、乾燥させたチップスとか、
砕かれたナッツがずっしり入ったソースとか、
スプラウトがたっぷりのサラダとか、
全体的に、ローフードのノウハウがいっぱい入っていて、なるほどなあという感じだったのですが、
全体的に、塩辛かったり、甘すぎたりで、
ナチュラルという感じではなかったです。
ぱさぱさ、もさもさとしていて、
私が、
マクロビで言えば、陰性体質
アーユルヴェーダで言えば、ヴァータ体質で、
元々ぱさぱさしてるので、
やはり、私には、「ご飯・味噌汁・納豆・漬物」がベストだなあ。と思いました。
NYでも、
まだまだ、「ご飯&味噌汁&漬物」のような、一汁三菜的な和食は浸透してなかったので、
まだまだこれからなんだろうと思います。
寿司はいっぱいあるんだけどねえ。
「粗食の和食」というのが、次のトレンドの気がします。