布ナプキン&月経血コントロールのWSに行った(神戸・岡本)

先々週末
神戸・岡本の、ファームハウスカフェで行われた、
布ナプキンと、月経血コントロールのワークショップに行ってきました。

りんごさんに、布ナプの作り方を教えてもらって、チクチクと縫いながら、
ひらやませいこさんが、月経血コントロールについて語ってくれるという会でした。

男の子のぼくなので、
参加はちょっととまどいましたが、
男の人にもぜひ聞いてほしいと誘ってもらったので、
勇気を出して行きました。

そいでも、ちょっと心細かったので、
奥さんをむりやりに誘ったら、
途中から来てくれた。

いちばん興味があったのは、
月経血をコントロールするための、骨盤底筋という筋肉が、
ヨーガにおけるエネルギーの操作においても、とても重要な筋肉だということです。
(ヨガでいうところの、ムーラバンダ)

月経血コントロールでは、
普段の経血をがまんして、トイレで出すそうですが、

ヨガにおいても、
普段、エネルギーを漏らさないために、骨盤底筋を軽く閉めておくことが
大切であると言われているのです。

ひらやませいこさんの話によると、
骨盤底筋を引き締めておくには、
逆に、腰や肩の力を抜いておく必要があり、
そのためには、落ち着いた呼吸が必要であり、
普段の呼吸の意識につながり、
それで、普段の心も落ち着いてきたという体験を語ってくれていました。

まさにヨガだよね、これは。

腰や肩をゆるめ、骨盤底を締めるという、
月経血コントロールのための体の意識を保つことで、
多くの人が、
・生理痛が軽くなる。
・生理がすぱっと3日で終わる。
・生理周期が一定になる。
ということを実感するそうです。

はじめは、1時間おきぐらいにトイレに行って、
「できるだけ出す」ということから始めて、
徐々にコントロールできるようになるそうな。

なにしろ、江戸時代とか、昔の人は、みんなやっていたそうです。

それがなぜ、現代人はできなくなったかというと、
いくつかの推論が挙げられていました。

ひとつ目が、紙ナプキンと、紙おむつの影響。
紙ナプキンには、吸収作用のある物質が入っているため、
紙ナプキンだと、血の量が多くなったりして、うまくいかないそうです。

また、乳児の頃からの、性能の良すぎる紙おむつが、
「尿をした」という感覚を薄くし、
それが、おしっこをがまんする筋力を低下させているそうです。
近年の「尿漏れ」の増加の一因にもなっているのかもしれません。

ふたつ目が、運動不足の影響。
また、トイレが和式から洋式に変わったことも影響してるかもしれないと言ってました。

ひらやませいこさんは、
現代の紙ナプキンに入っている化学物質が、
女性の病気の原因とかなりつながっているのではないかと考えていて、
布ナプキンに変えて体調が良くなった事例などを、いろいろ教えてくれました。

まあ、こういうのは、食事とかといっしょで、
あまり決めつけるよりは、自分の感覚に従うのが一番なんだろうなあと思いますが、

月経血がコントロールできて、汚れないのであれば、
布ナプキンで良いし、
それで、身体にも地球環境にもやさしいのであれば、
やらない手はないなあと思いました。

ぼくは男なので挑戦できなくて残念ですが、
ぼくの分まで、女性のみなさん、がんばって試してみてください。

夏あたりに、ひらやませいこさんと、
「月経血コントロールのお話 + ぼくの骨盤底筋ヨガ」
のワークショップをしようかなあという話をしています。

わざわざ、男のヨガの先生がやることもないかなあという気もするのだけど。

でも、考えてみると、
生理が、
ふだんの体の緊張をゆるめるきっかけになったり、
ふだんの姿勢の意識のきっかけになったり、
深いヨガへの入口だと思うのです。

興味がある方は、ぜひご参加を!また告知します。

ひらやませいこさんおすすめの本を買いました。
月経血コントロールのやり方(体の使い方)がこれでわかります。
興味がある方はどうぞ。

女は毎月生まれかわる

ぼくが作った布ナプキンはこちら。

目と口をつけてみたよ。かわいいね。

nunonap2.JPG

nunonap3.JPG

奥さんにあげたよ。

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