最近、ちっとも、家にいなくって、
なかなかブログが更新できず、ずいぶん時間がたってしまったけど、
10月5日に神戸のさくら美和さんで行われた
アンドレ先生のヨガワークショップのご報告をしたいと思います。
アンドレは、3月11日の震災があって、
ますます、日本に来てヨガを伝えたいと思ったそうで、
今回のワークショップでも、とてもすてきなメッセージを伝えてくれました。
アンドレが語った話によると、
今、世の中は、
マニプラ(第3チャクラ)の時代から、アナハタ(ハートチャクラ)の時代に移行しようとしているそうです。
マニプラの時代というのは、
物質主義、競争主義で、
地球の資源を大きな力に変換できる時代。
その最たるものが、原子力で、
ほんのわずかな資源が、ものすごい大きな力となる。
でも、ぼくたちは、
地球資源を、エネルギーや物質に変換することはできても、
それを地球に返すことはまだできていない。
地球は、ぼくたちに、あらゆる恩恵を与えてくれます。
太陽の光、熱、新鮮な空気、山の水、
風、鉱物、栄養。
すべて、無償で与えてくれる。
なのに、ぼくたちは、恩返しをするどころか、
ひどい形で返しています。
石油やウランなどの鉱物を抜き取り、
地球が分解するのに何年もかかるような物質に変換して、
土に埋めたり、水に流したりしている。
ゴミや、化学物質など、いろんな形で地球に返している。
それらにより、何万年にもわたり、土壌や水質が汚染されるのです。
ぼくたちが、今の時代に楽をするためだけに、
将来何世代にもわたる人間や動物たちの環境を犠牲にしているのです。
これからのハートチャクラの時代と言うのは、
共感、思いやりの時代だそうです。
自分だけが豊かでも、まわりが困っているのを見たら、幸せになれません。
徐々に、そういう感覚が強くなってきています。
今こそ、ぼくたちは、意識を変えなければいけないのです。
見ないふりをするのは、もう限界。
知らなければいけない。
自分たちの行動の1つ1つが、どのように地球に影響を与えているのか。
自分たちの買うものの1つ1つが、どう地球に影響してるのか。
物を買うとき、選ぶとき、
何を選択するのが地球にとって良いのか、
よく考え、よく感じないといけない。
経済の都合でつくりあげられた常識を、疑わないといけない。
震災以降の、日本の原子力発電所の問題を、
世界中の人々が注目しているそうです。
原発の汚染は、世界中つながっていて、
もはや、他人ごとではないからです。
そして、この問題を、日本がどう対処するか見守っているそうです。
日本は、自然エネルギーの技術も高いし、
人々の共感する力、思いやりの心も高い。
地球にやさしく、ずっと持続できる暮らし方に変わっていくモデル国として、
日本は最適だとアンドレは言います。
日本が変われば、世界もそれを見習っていくと。
だから、今のぼくたちは、とても重要な役割を担っているんだとアンドレは言いました。
ぼくたち1人1人の意識が、世界を変える。
めんどくさがらずに、将来にわたって地球の環境を守れる暮らし方を考えていくこと。
将来を見据えた創造力を発揮していくこと。
それが地球を変えていくのだとアンドレは言いました。
母なる地球に愛を持って、
美しい地球を守っていきたいなと、強く感じたのでした。
お話のあとは、ヨガのアサナ(体操、呼吸、瞑想)を行いました。
自然の一部である、ぼくたちの体を、
ヨガのテクニックを通して、どのように宇宙とつなげていくか。
そのための体の意識の持ち方、呼吸やエネルギーの意識の持ち方、
そして、瞑想によるイメージング。
第2部のアサナは、22名定員の予定だったのですが、
1部が終わってマットを並べ始めたら、
アンドレは、
「ニューヨークスタイル」と言って、マットをかなりぴっちり詰めまして、
「あと3人いける」
と言いました。
急遽、空きが出たので、
ぼくは参加する予定じゃなかったのに、
思いがけず、特等席で参加させていただきました。
何人も、定員オーバーでお断りしていたのに、申し訳ない。。
とても密集した空間でしたが、
逆に、ものすごいエネルギーの高まりで、
ぼくも大ハッスルしてしまった。
ヨガ経験が浅い方から、深い方まで、
いろいろな参加者の方がおられましたが、
みなさん、それぞれが、とても深いものを感じていただけたようで、
とても良いワークショップとなりました。
また来年も、ぜひ来日してほしいです。
その際には、みなさん、またぜひご参加くださいな!