最近のベストセラーということで、
気になる本があったので、
読んでみました。
2022―
これから10年、
活躍できる人の条件
今の世の中の変化が、
これから、企業ベースや、ビジネスベースでどう変わっていくか?
そして、これからの日本の役割とは何か?
経営コンサルタントの先端をいっているような、
神田昌則さんから見た、
未来予測が描かれています。
ぼくは、この本を読んで、
もやもやと感じていたことを、論理的に納得できて、
楽しい未来や、自分の役割が、より明確に描けました。
「ガイアの法則」という本では、
歴史の法則から見ると、
今後400年間は、東経135度が世界の中心になる。
と述べられています。
東経135度とは、明石と淡路島を通るライン。
つまり、神戸から姫路のあたりをさすらしいのですが、
今回の本を読んで、
日本が世界の中心になるのではなく、
アジアが世界の中心となり、
日本の西の方が、そのリーダー役としての拠点になる。
というイメージが、
自然に描けました。
今回の本の中で、
「会社の時代が終わり、NPOの時代になる」
と書かれていましたが、
それも納得できるところで、
これから、社内NPOが立ち上がり、
会社の個人営利を求める活動から、
社会の共感型の活動にシフトしていくのだと思います。
(※NPO=Nonprofit Organization 非営利団体)
『社会起業』と呼ばれるような、
継続できるビジネスモデルを持ちながら、
社会の問題を解決していく活動を
よく聞くようになってきたし、
「スロービジネス」という本で語られているように、
ビジネスと、持続可能な社会の融合が、
進んでいくのだと思います。
これから起こる、時代の大きな変化。
その波に乗っていきたい人は、
ぜひ、読んでみてください。