家の引っ越しやら、なんやらで、すっかり忙しくて、
ブログの更新が止まってしまいましたが、
ちょっと落ち着いてきたので、
しばらく、毎日をめざして更新していこうと思います!
先週土曜日は、以前のブログでお伝えしていた通り、
環境活動家、サティシュ・クマールさんの、講演会に行ってきました。
サティシュさんは、
やさしく、子供のようにキラキラした目で、
むじゃきでお茶目なお方でした。
やさしく、力づよく、ぼくたちを勇気づけるようなお話をしてくれました。
サティシュさんが言うには、
今は、お金や経済を最優先にし、
地球環境を損ねてしまうような時代だけれど、
長い人類の歴史で見たら、それは、ほんの一瞬のこと。
人間が作り出したものは、必ず、人間の手で変えることができる。
どんな世の中になったらいいかを思い描き、
それをみんなとシェアして広めていくこと。
創造力(クリエイティビティ)を発揮すること。
変革は、上からおこるのではなく、
個人個人の力から生まれる。
1人1人が、
良くないと思う社会の仕組みに加担しないように気をつけること。
何かを買うとき、選ぶとき、
より良い社会づくりを応援できるものをチョイスすること。
そうすることで、必ず、すてきな社会が実現するとおっしゃいました。
まずは、世の中の仕組みを知ること。
そして、悪い仕組みに加担しないような実践を続けること。
そして、まわりの人とシェアすること。
サティシュさんは、
環境をテーマにした「リサージェンス」という雑誌の編集長を、
長年務められています。
どうして、現在は、地球環境が損なわれる社会になっているのか?
どんな世の中になれば、
経済と科学と自然環境が調和して、
幸せな暮らしを続けることができるのか?
そのようなビジョンを、
もう40年以上にわたって示し続けてきた、
ポジティブで、視野の広い、すばらしい雑誌です。
英語なのですが、
ぼくも、英語の勉強がてら、読むことにしました。
ナマケモノ倶楽部のHPから申し込みできるので、興味ある方はどうぞ。
そして、過去のリサージェンス誌の中から、
現在の日本に重要そうなものを選んで、日本語に翻訳した本がこちらです。
『つながりを取りもどす時代へ
―リサージェンス誌選集 持続可能な社会をめざす環境思想』
ぜひぜひ、読んでみてくださいな!
今週末には、
鎌倉で行われる、サティシュさんとの1泊2日の合宿に参加する予定です。
とても楽しみなのです。またご報告したいと思います。