7月19~22日に、屋久島で行ったヨガ合宿、
ガイドのひろ君(dai君)から写真が届いたので、レポートを書こうと思います。
以前の告知でご紹介した通り、
ひろ君とは、ヴィパッサナー瞑想の合宿に参加したときに隣り合わせた、不思議なご縁。
そこからつながった、このリトリート。。
屋久島の自然のパワーは、やはり特別でした。
ぼく自身、屋久島で1日すごすだけで、
街のペースから、ゆったりしたペースに変わり、
徐々に、自然に還っていくような、本来の自分を取り戻していくような感覚があり、
また、屋久島に入った瞬間から、不思議と、瞑想に深く入れるようになりました。
今回の屋久島への旅の間、携帯やPCを触らないと決めたことも、
自分を取りもどすのに良かったように思います。
今回のリトリートでは、
自分の中で、こっそり決めていたキャッチフレーズがありました。
ちょっと大げさで、あやしいので、表向きにはしていなかったのですが、
「魂が裸になるリトリート」
というフレーズでした。
屋久島の自然の力と、ひろ君のすてきなガイドで、
みんなが、素の自分と向き合い、
自分の内側に眠っている、
素直な気持ちや、やさしい気持ちが表れてくると信じていたのです。
実際に、リトリートが始まると、思い通りに行かないことがたくさんありましたが、
(暑すぎたり、自然がワイルドすぎたり、時間がおしたり)
ぼくは、思った通りに行かなくて、ちょっとハラハラしたのですが、
ガイドのひろ君は、いつでもゆったりしていて、
「自然相手だから、思うように行かないよね~」
と言って、のんびりしているのです。
ひろ君は、
「時計は外して、自然の時間ですごそう。
街の生活みたいに、時間に支配されるのはやめよう。」
と言うので、
タイムキーピングをひろ君に任せていると、
宿に帰り着くのが真夜中だったりするのです。
最初は、参加者のみんなも、
その場その場で、どんどん変わっていく、先の見えないスケジュールや、
時間が遅れて、温泉に間に合わない恐怖などに、
とまどっているようでしたが、
だんだんと、そのペースにはまり、
そのうちに、「ミステリーツアー」と言って、楽しむようになっていきました。
ひろ君のガイドは、
ぼくたちの表面的な要求に応えるというよりは、
魂が奥底で求めているような、深い望みを満たしてくれる気がします。
場の流れを大切にしていて、
みんなの心が開きそうな瞬間には、
帰る予定の時間であろうと、その時間を大切に、
そっと待ってくれるのです。
今回のリトリートでは、
自然を探索する時間を大切にしたために、
ヨガ(体操や呼吸法)をする時間をそれほど取れませんでしたが、
その代わりに、毎朝、1日のテーマを設けることにしました。
「ほほえむこと」「ほめること」「やさしさを与えること」
共同生活の中で、
そのようなテーマを実践していくうちに、
やさしい気持ちが響き合い、
だんだん、みんなのやさしさがあふれてきました。
屋久島の厳しい大自然の中での、
ちょっとした怪我や、病気が、
逆にみんなの殻を破り、みんなが自然に助け合い、
深いつながりができていきました。
「自然からの愛を感じること」
大自然に囲まれて、
自然への感謝の気持ちや、
自然に捧げるような気持ちでヨガをすると、
涙が自然にあふれてくる人もいました。
心が震えるままに、抑えることもなく、ただ涙を流す。
普段、抑えているような感情も、すなおに、
泣いて、笑って、はしゃいで、
そんな心の開放が、参加者のみんなに、少しずつ伝染して、
みんな、だんだんと、子供のように、素直に、自由になっていく。
意識を、やさしさにフォーカスしていくほどに、
自分が、まわりのやさしさに包まれていること、
自然の恵みに包まれていることを実感し、
それが、うれしくて、うれしくて、
ぼく自身、
みんなのやさしさがうれしくて、涙があふれ、
自然への愛おしい気持ちで、涙があふれ、
ただ生きていることがうれしくて、号泣し、
とても泣き虫になった旅でした。
そんなピュアな気持ちにさせてくれる、屋久島の自然の力は、
ほんとに、すごいです。
この美しい自然が、ずっと続いていきますように。
今回、参加してくれたみんな、
ひろ君ファミリーのみんな、
すてきなご縁に感謝です。
来年も、同じくらいの時期に、
また、ひろ君と、屋久島でのヨガリトリートをできたらなあと思っています。
興味ある方、ぜひぜひ、来年お待ちしております!
屋久島ガイド ひろ君(dai君)のHPはこちら
http://www.earth-tribes.com/
そして、、、
今年の9月21日~22日(土日)には、
姫路の書写山・圓教寺にて、ヨガリトリートを行います。
静寂なお寺の中で、
ヨガの体操・呼吸法・瞑想・心のお話を通して、
ヨガを、体・気・心から体系的に学び、
生活の中にヨガを取り入れていけるようなものにしたいと思っています。
よろしければ、そちらもぜひ、ご参加くださいませ。
姫路書写山ヨガリトリートの案内はこちら
http://nunyoga.seesaa.net/article/372152382.html