大阪、淡路市にある、ふうや内観研修所に、
一日内観瞑想を体験しに行ってきました。
内観瞑想とは、
自分の過去の想い出を、身近な人との関係の中から、思い出していくものです。
そうすることで、
人に対しての見方が、自己中心的でない正しいものに変わっていくそうです。
今回は、「母について考えてください」ということだったので、
小さいころから順番に、一日かけて
「母にしてもらったこと」
「母に、して返したこと」
「母に、迷惑をかけたこと」
を考えました。
期待していたほど、深いものは、出てこなかったのだけど、
所長の橋本さんいわく、
集中内観(1週間泊まり込み)をして、
3日目ぐらいにならないと、なかなか出てこないことが多いそうです。
人間、都合の悪いことは、記憶の奥の方に隠すようにできているみたい。
記憶の奥に隠された思い出は、
普段は、忘れているのだけど、
潜在意識となって、
私たちの行動に、大きな影響を与えるのです。
奥に隠しておくほど、内側でどんどん膨らんで、
悪い思考回路として働くようです。
でも、自分で不都合なことも、
客観的に思い出し、認めてあげることで、
「自己中心的」
「他者依存」
「被害者意識」
にしがみついていた自分から抜け出し、幸せな考え方に変わっていけるそうです。
なるほどぉ。
わかるような気がする。
ぼくも、集中内観したら、ごまかしてたことをいっぱい思い出すのかなあ。
幸せな家庭で育ったので、何もないような気もするのだけど。
なんにしても、父と母には感謝をしなければねえ。
今回の瞑想中、
父に遊んでもらってる風景もいっぱい思い出しました。
野球・プロレス・将棋・かくれんぼ…。
けっこう、遊んでたなあ。