アンドレの長野リトリートは、
「穂高養生園」というところで行われたのですが、
とても、すてきなところでした。
穂高養生園は、
自らの自然治癒力を高める、
統合医療(ホリスティック医療)をコンセプトにした場で、
ぼくも、前々から気になっていたのです。
病人に対して、
安静にして動かず、病院食を詰め込み、薬で治療するのがほんとうに良いのか?
適度に体を動かし、自然の食材を使った質素な食事をする方が、
自然治癒力を高めるのではないか?
そんな思いからはじまったようです。
豊かな自然の中で、
とれたて野菜で作られた自然食を食べ、
森を散歩したり、
ヨガなどの運動プログラムをしたり、
アロママッサージや鍼灸、ゲルマニウム温浴などのトリートメントを受けたり、
心とからだのケアをできる施設なのです。
食事は、1日2回。
食事の楽しみが減るのは残念なのだけど、
その分、のんびり休める時間が増えて、なんだか安らぎます。
この食事が、ほんとうにおいしい。
マクロビオティックをベースにした玄米菜食なのですが、
若くて熱心な、料理スタッフの方々が、
てまひまをかけて、じっくり、やさしく作ってくれている料理、
毎回、毎回、感動的です。
いつも、どういうふうに作ったか、説明をしてくれるのですが、
思いやりが伝わってきます。
そして、建物もすてきです。
自然にこだわった、そぼくで癒される空間がいっぱいです。
これは、ぼくが泊まった部屋。
これは、1階がカフェで、2階がヨガなどをするスペースの建物。
中に入ると、このように、
なんとも、曲線あふれる、なごみ空間。
これは、カフェのキッチン。
2階に上がると、
こんな感じで、
ベランダに出ると、
こんな感じで、
ベランダでくつろいだり、
縁側でくつろいだり、
屋根でもくつろげる。
なんとも、有機的で、かわいらしい建物なのです。
こんなような、屋根から草が生えている建物やら、
これは、アースバッグハウスといって、
土を詰めた麻袋が壁になっている建物だそうな。
たしか、900個の麻袋が積まれて壁になっていると言っていた気がする。
自然素材なので、
すべて地球に返って環境にやさしいし、
空間にいるぼくたちも、とてもなごむのです。
これは露天風呂。
ちっちゃくてかわいらしいですが、
ここから見る自然にいやされます。
猿や、カモシカがいっぱいいて、
目の前まで近づいてきます。
自分の中の自然を取り戻せるこの施設、
興味ある方は、ぜひ行ってみてください。
統合医療に関するワークショップなども、よく行われているみたいです。
穂高養生園ホームページ
http://www.yojoen.com/