先週末、3泊4日で、屋久島に行ってきました。
奥さんの安定期に、
屋久島に行きたいなあと言っていたら、
2月のヴィパッサナー瞑想の合宿で、
10日間、隣で寝泊まりしていたのが、
たまたま屋久島のガイドさんでした。
そのガイドさんに、
ちっちゃい子供がいることにも縁を感じて、
今回、奥さんと、お世話になってきました。
そのガイドは、Dai君という方で、
18歳で、プロのキックボクサーになって、
そのあと、世界放浪に出て、
エチオピアの写真を撮るカメラマンになります。
帰国後、東京の高尾山で古民家を借りて、
人が集まるコミュニティスペースをつくっていたけど、
3・11の震災が起こり、
子供がまだ7ヶ月だった彼は、
震災3日後には家族と家を飛び出していたらしい。
そして、不思議な導きで、屋久島にたどりついたそうです。
彼は、
ぼくも、余裕で負けちゃうほどの、自由な雰囲気で、
超フレンドリーでつながりをつくる人で、
瞑想合宿に来るだけあって、スピリチュアルな人で、
ことだまや、意識を大切にしていて、
地球環境や、食を大切にしていて、
なかなかに、すてきな人なのです。
まるで、家族のように、あたたかい時間をすごすことができました。
彼のガイドは、
自然に対して説明をすることよりも、
自然を“感じる”ことに重点を置き、
森と“繋がっていく”ことを大切にしているそうです。
今回、うちの奥さんが妊婦ということで、
ぼくたちに合ったコースを、いろいろ選んでくれました。
空港到着後、
まずは、Dai 君家族といっしょに、
神社に行って、屋久島の神様にごあいさつ。
その日の天気の状況を見て、ルートを選んでくれるDai君。
到着日は、天気が良かったので、
西部林道の、『南国ガジュマルの森』という、カラッとした雄大な森へ。
車を脇道に止めて、森の中へ。
普通の人は、まず知らないスポットだそうで、
全く、他の人々には会いませんでした。
幹から地面へ、どんどん根を下ろしていくガジュマル。
森の中で、ごろんと横になって、自然を感じます。
鹿を発見。
河原に到着すると、Dai君が、温かい飲み物をつくってくれました。
Dai君に連れられて岩の上にのぼると、
こんな絶景が。。
Dai君にならって、はだしで森を歩きます。
前方に、鹿の集団を発見。
ぼくたちの前を、鳴きながら、逃げるように歩いていきます。
「鹿さん、逃げなくていいよーー」という思いで、
「ソーハム瞑想」を心の中で唱えながら歩きます。
すべての自然、動物たちと、心を開いていく瞑想です。
そして、ふと前を見ると、
あれまあ、
鹿の上に猿が乗っています。
これは、「ロデオ」と呼ばれてるらしく、
なかなか見ることができないものらしい。
そして、その場でじっとしていると、
動物たちがだんだん打ち解けてきて、
鹿も、猿も、
ふだんの生活を自然にしてるようなリラックスムードになってきました。
あくびをして、まったく緊張感のない猿。
猿も、鹿も、人も、
特に干渉し合うわけでもなく、
自然にその場にいるような。
鹿越しにくつろぐ猿。
鹿越しにくつろぐぼく。
Dai君撮影。
鹿と、猿と、木と、光に囲まれて瞑想するぼく。
山を出て、今度は海へ。
この浜は、Dai君ちの目の前の浜。
ウミガメの足跡。
5月になると、どんどん浜に上がってきて、
産卵するそうです。
Dai君ちの囲炉裏で、お肉やお魚を焼きます。
夕食をいただきます。
屋久イモ、サバ節など、屋久島の産物をふんだんに使った、
屋久島丼というのを作ってくれました。
充実の、1日目が終了。
続きを書くかも。書かないかも。
Dai君のホームページ
屋久島フィールドガイド Earth tribes
http://www.earth-tribes.com/