トランジションタウンのお話会に行った

月曜日に、神戸・兵庫のおっこ食堂で行われた、
トランジションタウンのお話会に行ってきました。

トランジション・ジャパンの代表理事、吉田俊郎(しゅんろう)さんを
招いてのお話会でした。

トランジション・タウンとは、
イギリスからはじまった運動だそうで、

顔の見える関係を大切に、
地域のみんなで協力し、助け合って、

石油や原子力など、
大きな仕組みに頼らない社会に変えていこう。

というような活動だそうです。

活動内容は、地域それぞれなのですが、
地域通貨を作ったり、
みんなで集まったり、
マルシェやお祭をしたり、
講演会や映画上映会、ワークショップを行ったり、

みんなの話し合いの中で出てくる、
「やりたいこと」をやっていくそうです。

そう考えると、
いろんなところで、いろんな人がやっている市民活動と
変わらないかなあと思ったのですが、

トランジションタウンですごいなあと思うのは、

・「どんな世の中を目指すか?」というコンセプトがある程度、定めらているので、
 みんながぶれることなく、同じ方向を目指せる。

・活動をしていく上で、必要なステップがまとめられているので、
 そのフレームに沿って活動していける。

・他の地域と、交流できる仕組みがあるので、
 お互いに刺激しあったり、助け合ったりすることができる。

今のソーシャルメディア(SNS)の仕組みとも、うまくマッチして、
とても広がりやすい性質を持ってるなあと思いました。

意識の変化が、どんどん広がって、
とてもおもしろい化学変化が起こっているようです。

「やってみないと、わからない世界」だなあと思いましたが、

みんなが得意分野を発揮しあって、
どんどんつながりが広がって、
予想以上にすごいんだと思います。

ぼくも、神戸でやってみたいなあという思いに駆られましたが、

もうしばらくは、身軽な状態で、ウロウロしていようかなあ。

6年前にイギリスで立ちあがってから、
世界各地であっという間に広がり、
今では、2000ほどの地域でこの活動が行われているそうで、

いろいろなところで、
みんなが同じような方向を目指していて、
自分たちのできることをやっているんだなあと思うと、
とても心強い気がしました。

ぼくも、自分のできるところから、
いい未来を思い描いて、
動いていきたいなあと思いました。

NPO法人 トランジション・ジャパン
http://www.transition-japan.net/

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