ぼくがヨガをはじめたきっかけ

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今日は、ぼくがヨガをはじめたきっかけを紹介しますよ。

ぼくは、2002年、インドを旅しているときに、
ぐうぜんヨガに出会いました。
その時の日記をご紹介します。

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バラナシで、刺激を求めて、宿を移ることにした。
名前は「オームゲストハウス」
ドミトリー20ルピー。60円。


宿でヨガ教室をやっていたので、習うことにした。
先生はひげが立派で、期待を裏切らないヨガらしさだった。
しかし、ストレッチをした後、変なバラナシの歌をうたわされた。
先生はとても気分良さそうに歌って、「歌で気がめぐる」とか言っていたが
こんなにのんびりの修行じゃ宙に浮かんだりできない。
と、気持ちがあせった。

それから、ヨガに精を出す毎日。
ぼくは結構体が柔らかいし、呼吸法を自分でやっていたし、なかなか進歩が早かった。

二日目ぐらいまでは、「なんだただのストレッチじゃん」と飽き飽きしていたけれど、
だんだん奥深さがわかってきた。
呼吸によって、妙なテンションが得られる。
体と頭がなんだか不思議な気分になる。
柔らかくなればなるほど変なポーズがとれる。
気を遠くに飛ばせば、バランスが取れ、疲れない。

宙に浮けるには3ヶ月かかるらしい。
しかしながら、あの先生が宙に浮けるかどうかは謎。
太りすぎててきっとむりだ。

「3ヶ月修行すれば、鼻から水を自在に飲めるぞ」
と、先生は自信満々に言ってきた。
その技は、何のために使うのだろうか。
しかし、みんなにヨガの成果を自慢するためにも、少しうらやましいなと思った。

先生の家族は誰もヨガをしないらしい。
「外に行けば尊敬されるのになあ。」とぼくにぐちってきた。
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今、振り返ると、ずいぶん邪道な気持ちでヨガをはじめたなあと思いますが、
これをきっかけに、ぼくの人生は確実に変わったと思います。

1つは、身体の変化です。
子供の頃から、アトピー、ぜんそくなど、アレルギー体質で、
胃腸も弱く、疲れやすかったぼくが、
気づくと、丈夫な人になっていました。
顔色もすっかり良くなったし、姿勢も良くなりました。

もう1つが、心の変化ですね。
昔は、ブルーになることもよくあったのですが、
いつの間にか、感情が穏やかになって、常にハッピーな状態でいられるようになりました。
昔は、電車を乗り過ごしたりすると、イライラしたものですが、そういうこともなくなりました。

最近は、自分の幸せや成功だけを目指すのでなく、みんなと自分の区別が減ってきたように思います。(まだまだですが)
これから先、さらにどう変わっていけるのか、とても楽しみにしながら、ヨガを続けていきたいと思います。  

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