豚を売る社会起業家の本

今週末に、
社会起業家のワークショップに参加するので、

その講師の方々の書籍を、続けざまに読んでいます。

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湘南の風に吹かれて豚を売る

この方はすごい。

父親が生産性度外視でこだわって作っている豚が、
農協で、よその豚と混ぜられて売っているのを疑問視する。

父親の豚の本当のおいしさを知ってもらい、
ブランド化して、
よその豚と混ぜずに直販し、
お客さんと、直接の関係を作りたいと考える。

そこで思いついた方法が、
バーベキューマーケティング。

父親の豚肉を使ったバーベキューを毎月開催し、知人をどんどん誘った。
知人が知人をよび、どんどん有名になった。

最近、すごく感じるのは、
いいものが、クチコミで広がりやすい時代になったなあということ。
そのスピードが、どんどん早まっている。
それは、やはり、ネットの浸透によるところも大きいと思います。

逆に言うと、たいして良くないものは、
どんなにお金を払って広告をしても売れない時代になった。

例えば、飲食店にしても、
良い店は、PRしなくても、食べログですぐに有名になり、
人が押し寄せてくるようになってきた。

そういう時代だからこそ、
昔だったら、遅かったような、バーベキューのような手法が、
今となっては、とても速い手法になってるんだなあと思う。

そして、
そんな時代に乗っかってくためには、
著者が言ってるように、
わかりやすいブランド名、キャッチコピーや、
わかりやすいストーリーが、

昔と比べて、格段と重要になってるんだなあということがわかります。

そういう感覚を磨かなければなあ。

そして、

「まわりとコラボしてできることは、自分でやらなくても良い。
 その方がひろがりがある。」

ということも、心に残りました。

今っぽいというか、これからの重要なキーワードだと感じました。

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