ウブドで、オダランという祭りを見に行った。
神聖な祭りを見に行くには、バリ式の正装をしなければいけません。
ぼくは、街の衣装屋に行って、ばっちりのやつを買い込みました。
これは、かなり現地人と見分けがつかんぐらいかと思ったのだが、
これを着て歩いていると、
どこにいっても、現地人にじろじろ見られ、笑われ、写真まで撮られた。
そこまで変わらんと思うけど。
オダランでは、夜から伝統芸能がはじまるはずだったのだけど、
いつまで待ってもはじまらず、
次々と、お供え物を頭に乗せたバリ人たちが押し寄せるばかりだった。
数時間のうちに、1万人以上の人がどんどんやってきては、お祈りしていきました。
随分と、信仰心の厚い人たちだなあと思ったけど、
もし、外人が、日本の初詣(はつもうで)を見たら、同じように感じるのかもしれない。
次の日は、お葬式(火葬式)を見に行きました。
バリでは、火葬するのは特別な機会なので、
村の一大行事で、屋台も出ます。
今回は、1か月前に亡くなった村の王様の火葬式。
棺桶をみこしの上に乗せ、
近親者が棺にまたがり、
鳥の刺さった杖をふりまわす。
そのみこしをみんながかつぎ、
楽器で囃し立てながら、墓地に向かい、そこで火葬。
つっこみどころが満載で、興味深かった。