以前のブログで紹介した、禅のワークショップに行ってきました。
滋賀の山奥で、朽木學道舎という参禅道場を開いている、
飯高転石老師を招いての会でした。
なんだかねえ、とても良かったんだよ。
老師がかもしだす、おだやかでやさしく、純粋な、その雰囲気がすばらしかった。
老師は、ディープエコロジーについて、話をしてくれました。
ディープエコロジーとは・・・、
従来の環境活動が、「人間の都合」を考えた環境活動で、
「人間が快適に暮らすために、自然環境を守る」という姿勢だったのに対し、
ディープエコロジーでは、
「人間と自然は、そもそも一体である」という立場に立ち、
「人間も他の生物も、みな対等な自然の一部である」と考えるそうです。
老師は、
「禅や精神世界で、真理(ダルマ)を求めるのであれば、
それは、ディープエコロジーの環境活動と切り離しては考えられない。
逆に、環境活動をするのであれば、
禅などで、自分の内側も探求することなしには考えられない。
なぜなら、それらは一体であるのだから」
というようなお話をしてくれました。
それから、禅の瞑想をやりました。
禅の瞑想は、目を開けてやります。
禅の瞑想は、とてもシンプルです。
ただ、呼吸になりきる。
ただ、あるがままに見る。
イサギヨイというか、シンプルというか、
なんだか、とても私の性分に合います。
禅の修行では、
40分瞑想して、20分山歩きをして、
というのを、朝から晩まで繰り返すそうです。
伝統的にできあがった禅の行法は、すばらしいシステムだそうです。
禅は、とてもすっきりと、自分にはまりました。
直感的に、深く学んでみようと思ったので、
11月に、7日間の修行に行くことにしました。
今までやっている瞑想と別の瞑想を学ぶことは、
少し慎重になる部分があるのですが、
今回は、本質がかなり似ていることを直感したので、
とりあえずやってみます。
なんか禅に親しみを感じるのだよねえ。
日本人だからかなあ。
さっそく袴を買わなくっちゃ。
朽木學道舎のWEBサイト
http://www.gakudosha.e-soho.org/