ヨガは、体の健康にもいいけれど、
上手にやると、たしかに心がおだやかになるなあと思います。
ぼくも、昔はよく、イライラしたり、ブルーになったりしたけれど、
どんどんおだやかになってます。
ヨガで、心がおだやかになるのは、
「自分の心を客観的に眺められるようになる」
ということと、
「ヨガ哲学から、ハッピーな心の使い方の知識を得る」
というふたつが組み合わさって、
成し遂げられるように思います。
心の客観視は、
ヨガの体操(アサナ)や、瞑想によって培われます。
体操(アサナ)は、
意識を内側に向け、自分の今の瞬間を観察していく作業。
それは、自分の思考を観察していく瞑想へとつながっていきます。
この練習が熟達してくると、
ふだんの生活で例えばイライラしているとき、
「お、ぼくは今、イライラしているようだぞ」と、客観的に考えたり、
例えば、イジワルなことを考えてしまったとき、
「お、ぼくは今、イジワルなようだぞ」と、他人事のように眺めらたり。
さらには、
「お、ぼくは今、イライラしているために、
肩にやや力が入り、胃が少しキュッと縮んでいるようだ」
という感じに、冷静に分析できて、
あんまりおこる気がしなったり。
そういうふうに、
ヨガを続けていくと、だんだん、
心のモニター力が高まるのですが、
それと合わせて行うと効果的なのが、
ヨガ哲学で、心の使い方を学ぶことだと思うのです。
ヨガ哲学の知識を知っておくことは、
頭の中に、地図や、コンパスを持っておくようなもの。
地図を持ちながら、
心のモニター力で、自分の現在位置もわかる。
この2つが組み合わさることで、効果的に
心をおだやかにできるんじゃないかなあと思います。
ヨガで言われる、心の使い方(ハッピーな考え方)の知識は、
ぼくの「心の勉強会」のような会に参加していただくのも良いと思いますが、
ヨガ哲学の本を読むのもおすすめです。
ぼくの、ヨガ哲学のおすすめ本リストは、
以前のブログでもご紹介してるので、
興味ある方は、ぜひ読んでみてくださいね。