職業訓練校の、生徒さんたちと、遠足(課外授業)で、
大阪市・舞洲(まいしま)の、ゴミ処理場に行ってきました。
ぼくが捨てたゴミのゆく末がどうなってるのか、
最近、とても気になっていたのと、
フンデルトヴァッサーが建築したという、その建物を、
ずっと見てみたかったのです。
神戸から、バスで関空に行くときに見える、
お城みたいな、あの変な建物。
この右側の、青い塔が、煙突です。
フンデルトヴァッサーは、
オーストリアの芸術家で、
1950年頃から、自然との共生、
つまり、自然と共に生きることをテーマに、
活動していた方です。
ディープエコロジーや、パーマカルチャーの思想にも影響を与えてると思います。
フンデルトヴァッサーさんは、
「建物をつくったら、自然を壊すので、
その分、周りや屋上に木を植えなければいけない」
と言いました。
大阪舞洲のゴミ処理場も、
屋上やら、窓やら、いろんなところに木が茂っていて、
時がたつにつれて木が育ち、
だんだん森のようになっていくそうです。
「自然には、直線は存在しない」
という思想から、建物にも、できる限り直線を使わないらしく、
いろんなところが、うねうねしていました。
ゴミ処理場の中では、
とても巨大な機械が、次々にゴミを処理していて、
なんか、手塚治虫の未来都市みたいだなあと思いました。
ゴミの超巨大なプールから、
超巨大クレーンがゴミをつかんで、
焼却炉に落とすシーンです。
超巨大な、UFOキャッチャーみたいだよ。
ゴミを燃やした灰は、海に運ばれて、
だんだん埋立地が増えていくそうです。
ゴミの分別がはじまったりして、
ゴミの量は、この10年で、少し減ってきたそうだけど、
やっぱり、できるだけゴミを減らしたいなあと思いました。
みなさんも、ぜひ、この舞洲のゴミ処理場の見学に行ってみてください。
フンデルトヴァッサーの建築も、
ゴミ処理の様子も、
とてもおもしろいので、みなさん楽しめると思います。
見学は無料ですが、予約が必要です。
見学の詳細は、大阪市のサイトをご覧ください。
http://www.city.osaka.lg.jp/kankyo/page/0000019104.html