先日、8月13日の夕方、息子が産まれまして、
ぶじ、父親になりました。
始終、出産に立ち会えて、
とても貴重な体験ができました。
当日は、
奥さんが、めずらしく早朝に起きたと思ったら、
陣痛ということで、
病院に行く支度をはじめ、
痛がっている奥さんには悪いですが、
ぼくは、とても浮かれていて、
どのカメラを持っていこうかなあ。
何をもってこうかなあ。
と、完全に観光気分で、奥さんに、いやがられました。
出産のときの旦那とは、気楽なもんだということがわかった。
奥さんが陣痛で苦しんでるとき、
なぜか、ぼくは、猛烈な頭痛がしてきて、
分娩台の脇のソファで、数時間、うずくまってました。
痛みをこらえるために、
いっしょうけんめい呼吸に集中したりして、
おかげで、
いっしょに、陣痛気分を味わいました。
奥さんは、
ぼくがあまりにも固まって動かなくなったので、
子供が産まれるかわりに、
ぼくが死ぬんじゃないかと心配になったらしく、
「だんなさんも、ちょっと体調が悪くなったみたいです」
と、看護婦さんや助産婦さんに伝えてましたが、
みんな、「へえ」という感じで、誰も相手にしてくれず、
奥さんをかまうばっかりでした。
最後の方は、ぼくも、だいぶん復活して、
奥さんをはげます旦那をがんばりましたよ。
産まれた瞬間、
奥さんが、
「あああ、よく出てきてくれたねえ」
と言った、おばあちゃんのような涙声が、とても印象的です。
産まれて1時間ほどの息子です。
赤ちゃんの行動は、いろいろと、興味深いことがいっぱいで、
父親として、
また新たな世界を楽しんでいきたいと思います。
どうぞ、よろしくおねがいします!