以前のブログで紹介した、
iPhoneを乗せるだけで、すばらしい音になる、
電源いらずの木製スピーカー「iBox」
この木製スピーカーを作っているのは、
神戸・新開地の「森本ガラス」の森本さんですが、
以前ブログで紹介した後も、
研究を重ねて、いろんな試作品を作り続け、
最近、また自信作と言えるバージョンができあがったそうです。
左が、新型。 右が、旧型。
新型のスピーカーは、今までより少しだけ背が高く、
今までのふわっと柔らかい音と比べると、
音がクリアになっています。
ドラムの音も、クリアに響き、
バランスの良い仕上がりです。
個人的には、今までのふわっとしたのも好きですが、
聞く音楽や、好みにもよると思います。
iPhone用の、木製スピーカーは、
他でも作っているところはあるようですが、
森本さんが、
「うちのほど音が良いものは、まだ見たことない。
人からもそう言われる。」
とおっしゃる通り、
かなりのこだわりで作られた、この木製スピーカーは、
感動するほどの音質です。
森本さんは、元々は、ガラス職人ですが、
音楽好きが高じて、
事務所に、すばらしい音響の音楽ホールを作ってしまったほどです。
神戸新聞にも掲載されてました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201303/0005790531.shtml
iPhone用の木製スピーカーを作るに至った経緯は、
前回のブログでお伝えしましたが、
音の反射の仕方を熟知している森本さんならではの、
すばらしい音質なのです。
1mmずれるだけで、音が全く変わるそうで、
高音が響くタイプや、低音が響くタイプや、
いくつかのタイプを作っています。
微妙な誤差があるので、
同じタイプでも、1つ1つ、音が微妙に違います。
木の節の位置なんかでも、音が変わるらしいのです。
お近くにお住まいの方は、ぜひ聴き比べて、
選んでいただけたらなと思います。
職人さんならではの、この美しい仕上がり。
横から見ると、少し傾いています。
「ぬんさん、この傾きの角度は、何か知ってるか?
正解は、地軸(地球の軸)の傾きですね。
これが美しいねん」
と、おっしゃっていました。
斜め後ろから見ると、こんな感じ。
iPhoneを充電しながらでも使えるように、コードを通せる穴がついていて、
充電スタンドとしても使えます。
この木製スピーカーは、iPhone用で、
スマートフォンは、ほとんど、だめなようです。
iPhoneは、音が、右下の1か所から出るのに対して、
スマホでは、音が全体から出たりするためだそうです。
iPhone4でも、iPhone5でも大丈夫で、
今後、iPhone6が発売されるとしても、
音の出方が同じであれば大丈夫だそうです。
この、柔らかく、あたたかく、まろやかな音質、
文章で表現することは、むずかしいですが、
うれしくなるような、味わい深さです。
電源を使わないのに、室内で聞く分には、音量も十分。
小さいので、ひょいっと動かせて、
机の上に乗せて音を楽しむのが至福です。
ぼくのまわりでも、流行っていて、
お店の音響に使っている人も多いです。。
場所を取らず、iPhoneを持ち込めばOKという手軽さ。
値段は、新型が8,500円、旧型が7,500円。
ひとつひとつ、手作りと考えたら、納得の価格です。
森本ガラスは、
神戸・新開地の、
ぼくがいつもヨガをしている「すぺーす楽の森」の1階にあるので、
ヨガの帰りに見せてもらうことも可能だし、
それ以外でも、森本さんがいる時であれば大丈夫と思います。
興味ある方は、ぜひ、問い合わせてみてください。
森本さんの息子が描いたという、スピーカーのチラシ。
ゆるくて、最高です。
※2015.1.14追記
iBoxは、さらに改良が重ねられ、
2015年から、tanagokoro(たなごころ)と改名され、本格的な販売が開始されました。
tanagokoro ウェブサイト
http://www.tanagokoro.me/
tanagokoro(旧名iBox) facebookページ
https://www.facebook.com/iboxmorimoto