ニューヨークで楽しみだったことのひとつ、
それは、オーガニック食材がいっぱい売っている、
「ホールフーズマーケット」という、スーパーです。
やっぱり、楽しくって、テンションが上がりました。
なんか、体に良さそうなものが並んでると、うれしくなるんだなあ。
ガラス張りの外観も、
ナチュラルな雰囲気の店内も、
全体から「自然志向」が感じられます。
オーガニックティーだけでも、こんなにある。
デリ(お惣菜)コーナーには、
あったかい惣菜から、サラダから、スープから、デザートまで、
ずらーっと100種類くらいが並んでいて、
自分で、好きなものを箱に詰めて、重さの分だけお金を払います。
その場で食べられる、とても広いカフェスペースもある。
楽しいです。ホールフーズマーケット。
オーガニック関連で楽しいもののもうひとつが、
街中でいくつか開催されている、屋外のオーガニック市「グリーンマーケット」です。
マンハッタンの真ん中の、ユニオンスクエアにあるグリーンマーケットに行ってきました。
ここは、月・水・金・土の週4日、開催されています。
50ぐらいのお店が出てました。
農家が、トラックでやってきて、出店してるような感じです。
ホットのアップルサイダーを飲んだよ。
店構えが、看板やら、ポップやら、テントやらが、
おしゃれで、かわいらしいのだなあ。
ハチミツ屋さん。
奥さんと、娘さんが、
チリジンジャーとか、フルーツとか、いろんなハチミツを商品開発し、
娘さんがパッケージのデザインをしているそうな。
家族でやってるのがすてきです。
そして、おじさんは、
「おれのバイブルはこれだ」
と言って、後ろから、本を出してきました。
それが、「わら1本の革命」の英語版でした。
「耕さず、肥料もやらず、農薬も使わず、草もとらず」という、
「自然農法」を提唱した福岡正信さんの本です。
アメリカのような、
大規模農業の国で、かつ、オーガニック先進国で、
この本と出会えるとは。
とてもうれしくなりました。
ニューヨークは、このように、オーガニック食材を売っている場所が充実してるので、
レストランや、カフェでも、「オーガニック食材使用」と書いてあるところが
普通に、いっぱいあります。
日本も、そんな感じになるのかなあ。
少し高くても、そっちを選ぶ人が増えれば、自然とそうなっていくんだろうなあ。
と、考えさせられたのでした。