おもしろい本をみつけました。
地産地消と学校給食―有機農業と食育のまちづくり (有機農業選書)
すごいです!
今治市では、学校給食を、地産地消にする取り組みを行っており、
地元で取れる有機食材で、給食を作っているそうです。
こんなことができるのであれば、日本中がそうなったらいいのに。と思いました。
実際、各地で、このモデルに習って、取り組み始めてるところがでてきているみたいです。
どんどん広がったらいいなあ。
この今治市の事例ですごいなあと思ったのは、
給食をきっかけにして、街ぐるみで、安全な食への意識が高まっていることです。
たとえば、以下のようなことがおこっています。
・給食の食材を調達するためには、地元に安全な食材を作る農家が必要なので、
農家を説得して、有機農家を増やしていった。
・小学校内に、生徒みんなで手伝う有機農園を作ったら、
それが有機栽培農園としての認定を受けた。
・生徒の食への興味も高まり、学校でも食育の授業を定期的に行っている。
・有機農業をしたい人が、外から移住してくることが増えた。
などなど。
給食を、地元の有機食材で作るなんて、
今までの常識で考えたら、いろいろと、壁だらけだけど、
みんなを巻き込んで、街ぐるみで成功しちゃってるのがすごいなあと思います。
なんかうれしいですね。
みんながこういう事例を知って、
全国に広がったらいいなあと思いました。