ヴィパッサナーの瞑想合宿では、
以下のような食事時間でした。
6時:朝食
11時:昼食
17時:夕食(フルーツのみ)
朝と昼は、基本的には、玄米菜食です。
11時の昼食後は、翌朝まで、
フルーツしか食べません。
フルーツは、バナナとリンゴとみかんが置いてあったのですが、
みかんがいちばん腹もちが良さそうだったので、
ぼくは、みかんを、できるだけ噛まずに飲み込んでいた。
胃酸過多ぎみのぼくにとっては、
寝るときに胃がからっぽすぎると、
胃がやられたのです。
合宿が終わる頃には、
胃も、ようやくそのリズムに慣れてきてたのだけど、
合宿から帰った日の夜、
さっそく居酒屋に行って、ついつい、いっぱい食べてしまった。
そうしたら、胃は、びっくりしたみたいで、
「みかんが来ると思ってたーーー!だまされたーー。やられたーーーー。」
と言って、苦しんでいるのがわかりました。
まあ、胃がそう思うのも仕方あるまい。
10日間のみかんの夕食に慣れて、胃が動いてくれなかったのです。
そのときに、ぼくは、
「胃って、わりと不器用で、従順なやつだなあ」
と気づいたのです。
ぼくが、いつも夜遅くにいっぱい食べるので、胃酸をいっぱい用意してくれてたり、
逆に、夜、みかんだけにすれば、それに合わせたり。
不器用なりに、ぼくの食生活についてきてくれているのだねえ。
ごめんよ。
ぼくの食事の時間は、
会社を辞めてから、ますます不規則でした。
フレキシブルなのはいいけど、めちゃくちゃすぎる。。
健康のためには、
「何を食べるか」と同じくらい、
「いつ食べるか」が大切なはずなのに、
ずいぶんと、そっちを軽視していたことに気づきました。
「規則正しい生活」は、アーユルヴェーダでもなんでも、
健康の基本なんだけど、
ついつい、おろそかにしてたなあ。
ぼくの胃が、かわいそうだ。うんうん。
ということで、
今の生活で、食事の時間を、いつにそろえるのがベストか、
いろいろ考えた結果、
ずっと食べていなかった朝ごはんを食べることにしました。
どんな予定の日でも、
朝ごはんの時間だけは、そろえられそうなので。
その代わり、夜21時以降は、ご飯を食べないことにしました。
奥さんと食事の時間が合わなくなることが懸念されるが、
ぼくが楽しそうに朝ごはんを食べていたら、
のってくるに違いあるまい。
朝ごはん生活を、楽しみます。