平和の実践は、家族からはじまる。

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昨日のサティシュとのリトリートのレポートの続きです。

サティシュと2日間すごす中で、すてきな言葉をいっぱいもらいましたが、
もっとも印象に残っているのが、
「HOME」つまり、家庭のことです。

サティシュは言いました。

社会の正義や、平和を叫んでいても、
一番身近な人に対して、平和でいられなかったら、
一番身近な人に対して、やさしくできていなかったら、
社会の平和が実現できますか?

もし、すべての人が、自分のまわりの人たちに、
心からのやさしさを向けたら、世界は平和になるでしょう。

そのサティシュは、家庭で、どんなふうなのかと言うと、

サティシュは、
自分の奥さんや、子供に、
決してイライラしないそうです。

親や兄弟は、自分で決めた訳ではないけど、
奥さんは、自分が恋に落ちて、自分で選んだ人なんだから、

その人にイライラしたり、おこったりするなんてことが、どうしてできるでしょう?

と言っていた。

イライラの感情ってのは、勝手に湧き出てくるものだと思うので、
そう言われても、できないと思って、
ぼくは、サティシュに、
「どうやったらそんなふうになれますか?」
と聞きました。

サティシュは、
「簡単なことではないよ。
 でも、そうすると決めたからできるんだよ」
と言いました。

サティシュは、毎朝、欠かさず、奥さんにハグして、
I love you.
と言うそうです。

ただ口で言うだけではだめで、心から本当に思って言わないとだめらしい。

サティシュは、家族でも、気を遣ってあげることが大事だと言いました。
朝には、「よく寝れたかな?」というのが、お決まりのあいさつだそうです。

そう言われてみると、
ぼくは、家族といっしょにいながらも、
「心ここにあらず」で別のことを考えていたりして、
気づかいが足りないし、
その場に意識を集中できていないなあと、反省したのでした。

サティシュは、
Do(すること)ではなく、Be(いること)が大事だと言います。

ぼくたちは、
「あれもしなくちゃ」「これもしなくちゃ」
と、Do(すること)に気をとられがちですが、

「ただ、そうであること(Be)」に集中したらいい。
「ただ、おだやかであること」
「ただ、平和であること」
「ただ、やさしい状態であること」

自分が常にその状態であれば、
自分の周りの人に対して、自然に行動が出る。

まわりを変えよう、まわりに働きかけよう、と思わなくても、
自分のあり方を見て、
自然にまわりが変わっていく。

それは、まるで、花のような、謙虚な姿勢だそうです。

花は、美しく咲いているけど、「私を見て!」とは言わない。
ただ、美しく咲いている。

「世の中に大きく貢献しよう」と思うよりも、
毎日の生活の中で、自分のまわりの人に対して、
花のように、美しい心でいるのが大切だそうです。

サティシュに近づけるように、
少しずつ、心がけていきたいと思います!!

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